Radio days

N.S.P( NSP ) Radio days歌詞
1.水のせいだったんです

作詞:天野滋
作曲:天野滋

君のKissがなんだか昨日と違う
水の味も変だったんです
擦りむいた心の傷 治りにくい
虹が消えたせいだったんです

冷たくなった小犬を抱きしめてる
君を今すぐ迎えに行こう
錆びたブランコで泣きながら揺れている
あの日の君をここへ
連れ戻そう 連れ戻そう

送電線の向こうから景色が霞む
風の匂いも変だったんです
ピカピカだった自転車も盗まれていた
月が隠れたせいだったんです

明日の朝世界が滅びようとも
今夜も草木に水をあげよう
説明できな悔しさに震えている
あの日の君をここへ
連れ戻そう

水のせいだったんです

冷たくなった小犬を抱きしめてる
君を今すぐ迎えに行こう
錆びたブランコで泣きながら揺れている
あの日の君をここへ
連れ戻そう 連れ戻そう


2.北風が見ていた

作詞:天野滋
作曲:天野滋

約束なんて 守れなかった
吐息のようなつぶやききいていた
真顔でウソを云えたその日から
子供のような笑顔も忘れたの?

好きだったと口にしたのは
すべて過去にするため
つないだ君の手が自然に
ちぎれてた 季節は
みじめだった 屈辱の涙
風が見てた

風が見ていた
風が見ていた

普通の日々を生きたくないと
それならどんな明日を望むのか
煙がくすぶるたき火を
ながめてた 鋪道で
誰もがだまってた理由は
冬を待っていただけ
静かだった 死んでゆくように
風も見てた

風が見ていた
風が見ていた
風が見ていた
風が見ていた


3.Radio days

作詞:天野滋
作曲:天野滋

遠くの電波探りあて 真夜中に聴いていた
空っぽだった青春の隙間を埋めてた
憧れていたあの人と 見つめあう瞬間に
弟たちの足音で目覚めたRadio days

家を抜け出して愛するみたいに抱きしめた
見上げた星空に何を願っていたのか

記憶の中にとどめた 大好きだった君の笑顔
ほんのかすかなきらめき 心の奥で繋ぐRadio days

見慣れた奴が写ってる 年の瀬のショーウインドー
あらから何年たったのか くたびれてないか

大事なレコードは催促出来ずに貸したまま
みんなの消息も噂以上にないのさ

記憶の中にとどめた そこにはとっくに何もないけど
ほんのわずかなこだわり 心の奥で響くRadio days

やり場のない思い 自動販売機に蹴りいれて
ただよう朝もやを 何故に恐れていたのか

記憶の中にとどめた 大好きだった君の匂い
ほんの小さなメモリー 心の奥でつないでいる

記憶の中にとどめた そこにはとっくに何もないけど
ほんのわずかなこだわり 心の奥で響くRadio days…


4.フェアリーテールを探して

作詞:天野滋
作曲:天野滋

午前三時の宇宙の風よ
手を広げて受け止めてみる
孤独だけ受け止めてみる

愛されているみたいなキスも
あいまいな日常さえも
何となく受け入れてきた

どんな幸せを幸せと呼ぶのか
夜の星々に 答えを探すよ 探すよ

君に捧げたポエムじゃなくて
真実はいつのまにやら
ぼんやりと滲んでゆくよ

目覚めたような目覚めぬような
生きている神秘とも違う
鼓動だけ時を刻むよ

何が大切で宝物だというのか
夜の煌めきに 答えを探すよ 探すよ

どんな幸せを幸せと呼ぶのか
夜の星々に 答えを探すよ 探すよ

どんな偶然を奇跡なんて呼ぶのか
夜の星々に 答えを探すよ 探すよ 探すよ 探すよ…


5.冷蔵庫に入れるもの

作詞:天野滋
作曲:天野滋

ヨーグルトの隣にこの気持ち並べておけたら安心したけど
いつかは腐ってもしかたないだけどあと少しもう少しだけ

あー 君と出会えて
なんていうかな 前向きな日々なんだ
あー 君と出会えて
なんていうかな 悲しみも沸き上がるよ

幸せな気持ちは時の流れの波にのまれて形かえた
やっぱりなかったんだ スペシャルな冷蔵庫だなんてやっぱりなかった

あー 君と出会えた
運命だろうかそしてまた すれ違う
あー 君と出会えた
今度どこかで生まれても また出会おう

あー 君と出会えて
どうしてなんだろう 振り返る事ばかり
あー 君と出会えて
どうしてなんだろう 裏切りさえステキだったよ

ヨーグルトの隣にこの気持ち並べておけたら安心たけど
いつかは腐ってもしかたないだけどあと少し もう少し


6.新緑の頃、君に語りかける

作詞:天野滋
作曲:天野滋

君はここに居ても 心がいないから
雪が空から来て 色をなくしてゆく

深い所でつながる夢を見る
知らずに僕の涙が溢れ出す

海を渡る蝶が 不思議を問いかける
そこはどこでもなく 地図さえないけれど

ベッドの中へしみ込む僕だから
宇宙の闇をさまよう船を出す

誰もがいつか悲しみ受け止めて
神秘の森へ一人で帰るだろう

新しい緑が 枝に輝く頃
毛並みの良い猫が 君に語りかける


7.君だけなんだ、8回思う

作詞:天野滋
作曲:天野滋

東京タワーを楽しんだ後
風を招き入れて
走り抜けてゆくビルの谷間で
カーラジオと歌おう

ねぇ 本当さ 君だけなんだ
流れる髪が素敵だよ
本当さ 君だけなんだ
形にならない あー
こんな気持ち
こんな気持ち

掌の上で転がすピアス
心が読めなくて
フロントガラスに一粒の雨
そろそろ帰ろうか

ねぇ 本当さ 君だけなんだ
汚れた夜空が落ち着くね
本当さ 君だけなんだ
2人を乗せて あー
夜を走る
夜を走る

いつでも何かに夢中でいたいね
僕達どこまで 行ける所まで
Side by side

何だか空気が薄くて今夜
胸が苦しくなる
どこを見てるのか君の視線を
遮るワイパーさ

ねぇ 本当さ 君だけなんだ
タイヤがしぶきをあげるだけ
本当さ 君だけなんだ
からめる指に あー
くよくよする
くよくよする

ねぇ 本当さ 君だけなんだ
本当さ 君だけなんだ

ねぇ 本当さ


8.どこまでも青く

作詞:平賀和人
作曲:天野滋

遠くを見つめるキミの瞳に
僕が愛した人がいる
どこか似ている横顔見つめながら
止まった歴史(じかん)を思い出す

Oh〜Oh〜 Oh〜Oh〜
君じゃない名前を呼ぶけれど
今は黙って笑って聞いていて欲しい

ボクじゃない自分とあいつじゃないキミ
同じ夢見る事はないけど
乾きはじめた砂に絵を描くように
意味のない事も今は刻もう

Oh〜Oh〜 Oh〜Oh〜
青く青く続く空 埋もれた未来
ボクはもう僕以上変われやしない

Oh〜Oh〜 Oh〜Oh〜
青く青く続く空 生まれる未来
ボクは今あいつ以上 君を愛したいけど


9.BLUE MOON

作詞:中村貴之
作曲:中村貴之

打ち寄せる波の音が思い出を運んでくる
出会うために生まれてきたと
呟く君が揺れる

キャンドルの代わりに花火を点けて
二人の未来だけ夢に見てた
後悔を照らすムーンライト

早足の僕の後を息切らせ歩いていた
何故に一度立ち止まって
手を差し伸べなかった

消したはずのメモリー指先が追う
君が現独りと願うように

心を削ってなり続く音
諦めかけてまた耳に戻す
この想い映し出せムーンライト


10.夏の日差しがいっぱい

作詞:天野滋
作曲:天野滋

窓の向こうセミ達がうなる
短すぎる僕の一日が

あー 君を愛しているのに
僕は傷つけてしまうよ
また君を傷つけてしまうよ
何か足りない物だけせがんで

夏の日差しに溶ける こんな僕を許して
少し眩しい目をして 僕を許して 僕を許して

秋の事でケンカしたっていい
いつのまにか ひまわりが枯れた

あー 僕がここから消えても
君は探し続けてね
この僕を探し続けてね
すぐにいい思い出なんかにせずに

雨があがった後で こんな僕を抱きしめて
木々の緑の中で 僕を抱きしめて 僕を抱きしめて


11.残像

作詞:天野滋
作曲:天野滋

何がそんなに悲しくて 憎みあったというのか
今となっては訳なんて どうでもいいんだ
寒いプールで溺れかけて 死んでゆくんだと思った
水面の光だけが 目に焼き付いてる

長い長い夜の闇の中で 絶望の影に怯える
眠れない苦しさを 分け合いたいんだ
溶けだした雪が 土の中にしみ込んでいくように
君の心を少しずつ解りたいだけ

いったい君はどこから 生まれてきたの
いったい君はどこまで ゆくつもりなの
愛してるよ 勘違いかな
形のない温もりを 抱きしめている

余計な物を集めすぎた 真実だけがつかめない
ありふれた毎日の中 慣れてしまうよ
金網のむこうの校舎から 黄昏に沈んでゆく
ふざけあった友達の顔を 想い描いてる

いったい僕はいつから ここに居るんだろう
いったい僕はどうして 君が欲しいんだろう
いったい君はどこから 生まれてきたの
いったい君はどこまで ゆくつもりなの

愛してるよ 口にしないけど
声にならない気持ちだけを抱きしめている